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結婚相談所をコスパで選ぶポイントと落とし穴

コスパ

婚活アプリや婚活パーティで婚活しているのに条件に見合った方とまだ出会っていないと、別の婚活方法である結婚相談所を検討されている方は意外に多いものです。

結婚相談所と聞くと金額が高いイメージもあり、コスパの良い結婚相談所を選びたいところですが、コスパや金額だけで選んでしまった結果、後悔する方もいます。

結婚相談所選びを後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。

「コスパ・安い」で選ぶのはNGな理由

コスパや金額の安さだけで選んでしまうと落とし穴にハマってしまう大きな理由は2つあります。

  • 結婚相談所にはスタイルが複数ある
  • 実際に可能かどうか

結婚相談所の種類

結婚相談所の種類

結婚相談所には大きく3つのスタイルがあります。

  • データマッチング型
  • 仲人型
  • 仲人型+データ型

婚活アプリに似ているのがデータマッチング型です。データマッチング型の場合、PCAIを使ってお相手を探すため、安い金額で多くの人と出会えます。コスパ算出条件次第では最もコスパが良い結果となります。

ただし、婚活アプリと同じようなスタイルですので、あえて結婚相談所を選ぶ必要性があるのか、よく考えることが必要です。

 

旧来からあるタイプが仲人型です。仲人(カウンセラーと呼ぶ場合もあり)に婚活における相談やアドバイスを受けることができる他、ご自身では気が付かなかった魅力や、お相手との相性を一緒になって考えてくれます。

仲人やカウンセラーとの相談料が年会費などに含まれますから、データ型よりも金額面で高くなり、1人に出会うコストとしてコスパを算出するとかなり高くなります。相談料やアドバイス料を含めてコストパフォーマンスを考えるべきです。

また、ゼクシィ縁結びエージェントのように面談可能回数が定められている結婚相談所もあれば、日本仲人協会(日本仲人連盟とは違うので注意)のように回数を定めていない結婚相談所もあります。コスパ算出の際はご注意ください。

 

現在、最も多いのが仲人型+データ型です。仲人型+データ型といっても、どちらに比重をおいている結婚相談所なのかで、コストパフォーマンスを見極める必要があります。仲人型に比重が大きいのなら、丁寧な相談やアドバイスが期待できますが、データ型に比重をおいているのなら、それなりのアドバイスしか貰えません。

現実的な数字でコスパを考えよう

ゼクシィ縁結びエージェントなら月20人、オーネットなら月8名のように多くの結婚相談所は、月ごとに申し込み可能人数が決まっています。(各社のプランで人数が変わりますので、ご注意ください)

申し込める人数でコストパフォーマンスを算出されている方もいらっしゃいますが、おすすめできません。

20名の方とお見合いすることは不可能に近く、現実的な数字ではないからです。

出会えるチャンスが多いか少ないかの比較材料としては好ましいのですが、実際に出会う(お見合いをする)数字として捉えてしまうと、間違った比較となってしまいます。

また、月にどのくらいの方にお見合いを申し込めるかどうかと考えた場合、複数の方からお見合いOKを貰ったら、時間的に可能かどうかを含めて考えておく必要があります。

コスパ比較はサービスを考える

結婚相談所に限らず、コストパフォーマンスは同じ条件で考える必要があります。

しかし、結婚相談所の費用やサービスは各社バラバラなため、一律に比較することは困難です。

そこで婚活におけるゴールである成婚を基準として、次の条件で考えてみましょう。

  • お相手探しの条件設定
  • お見合いルール
  • サポート体制(相談回数)
  • お見合い後の交際ルール

婚活で最も大切な条件設定

出会うことができなければ、結婚することはできませんし、婚活は終わりません。

例えば、20代女性ならお相手を探す条件が厳しくてもお相手が見つかり比較的簡単にお見合いに申し込めます。一方、40代女性で条件を厳しくしてしまうと、お相手を探すのに難儀します。高収入の男性であれば、比較的お見合い相手は探しやすいのですが、収入が安定しない男性ですとお見合いのお相手を探すことができないかもしれません。

仲人型をメインとした良心的な結婚相談所であれば、どのような条件ならお相手が見つかるのかを丁寧に説明してくれます。

お相手を探す条件について、相談する必要がない、アドバイスは最低限でよいというのなら、データマッチング型をメインとした結婚相談所や、相談のないプランでコスパを比較すると良いでしょう。

お見合いルール

コストだけを考えていると、抜けがちなのがお見合いルールの確認です。

お見合い申し込みをしたら、他の人には申し込めないルールを設定している結婚相談所もあれば、すべて自由としている結婚相談所もあります。

じっくり一人ひとり真剣に考えたいのなら、厳し目のルールでもよいのですが、数が大事と考えているのでしたら、自由なところだけで比較する必要があります。

サポート体制(相談回数)

一見、月会費が安くコスパが良さそうだと思っても、相談回数が設定されており、規定の相談回数や時間をオーバーすると追加料金が発生する結婚相談所もあります。

婚活がスムーズにいって簡単にお見合いができるのであれば、比較する意味はありませんが、婚活が思ったように進まないと感じているのなら、何度も相談することになりますので、相談やアドバイスについて、ある程度の融通が利く結婚相談所にするのがおすすめです。

お見合い後の交際ルール

お見合い後の交際ルールについても、比較しておくことをおすすめします。

交際中は他の方にお見合いを申し込めない結婚相談所もあれば、人数制限があるところ、完全に自由なところと様々です。

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、ご自身にあったスタイルの結婚相談所でコスパを比較するようにしましょう。

データマッチング型結婚相談所(オンライン結婚相談所)コスパ比較

  • エン婚活エージェント:データマッチング型

登録料:10,780円 月会費:14,300円 お見合い料:0円 成婚料:0円(2022211日現在の税込み価格)

  • naco-do:データマッチング型

入会金:0円 月費用:6,9809,800円 お見合い料:1,000円(2件目以降) 成婚料:0円 相談料などオプションあり

  • スマリッジ:データマッチング型

登録料:6,600円 月会費:9,900円 お見合い料:1,100円(9件目以降) 成婚料:0

※各社、初月月会費無料キャンペーンなどのキャンペーンを随時実施していますので、申し込みした日時などでコスパは変わってきます。

システムを考えるとデータマッチング型は、仲人型の結婚相談所と比較するのではなく、婚活アプリや婚活パーティと比較される方がよいでしょう。

仲人型結婚相談所コスパ比較

仲人型結婚相談所コスパ比較

各社、自己PRインタビューの有無や相談できる回数、紹介できる人数などが一律ではないので、参考程度に御覧ください。

  • サンマリエ プレミアムプラン:仲人型

初期費用:220,000円 月会費:17,600円 お見合い料:0円 成婚料:220,000

  • パートナーエージェント コンシェルジュコース:仲人型

登録・初期費用:137,500円 月会費:18,70015,400円 お見合い料:0円 成婚料:55,000

  • ノッツェ お見合いアシストコース:仲人型

入会・初期費用:85,250円 月会費21,450円 お見合い料:11,000円(1回) 成婚料:110,000円 会員情報提供料:52,800

  • 日本仲人協会:仲人型

入会・登録金:44,000円 月会費11,000円 お見合い料:11,000円(1回) 成婚料:330,000

結婚相談所のランキングはほどほどに

コスパだけ、ランキングだけで結婚相談所を選んでしまうのはおすすめしないです。データマッチング型と仲人型では必要になるコストが全く異なりますし、各社それぞれの得意としているところも異なります。

良心的な結婚相談所を探すために、口コミや評判も参考にしつつ、結婚相談所の方針や考え方を調べて、どのようなサポートを結婚相談所に期待しているのか、を考えてから金額を比較することが大切です。

また、多くの結婚相談所では、初回は無料相談ができますので、ご自身で確認するようにしましょう。ただし、大手の場合は初回に面談した方が仲人になるわけではないので、一緒に活動していく仲人の人となりを見極めたいのなら、個人型の結婚相談所がおすすめです。

婚活者が結婚できるようにする親身なアドバイスを提供し、質とコスパの良い日本仲人協会の詳しい料金については、こちら「料金」のページをご覧ください。

日本仲人協会理事長 中西 圭司

“幸せな結婚をしてもらいたい”というこの一点で、「仲人士」は時には厳しいことを言うこともあります。お見合い会員のあなたも、相手に希望を出すばかりでなく、自分は相手に何をしてあげられるかを考えることも大切なことです。日本仲人協会は“そろそろ結婚したい”と願うあなたを全面的に応援します!