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マッチングアプリでストーカー被害!

ストーカー

彼氏、彼女をお手軽に見つけられるマッチングアプリは、便利な面もあり非常に人気がありますが、ストーカーなどの怖い体験や嫌な思いをされた方もいらっしゃいます。

最初からストーカーをしようとしてアプリに登録する方がいないとは言い切れず、残念ながらストーカー目的で登録する方もいらっしゃいます。また、ストーカーになるつもりが無いまともな男性や女性が、気持ちの高ぶりもあり、いつの間にかストーカーになっていることもあります。

そこで、ストーカー被害の事例とストーカー被害にあわない対処法、要注意人物の見分け方などをお伝えいたします。

断ったのに連絡が来る

30代で婚活中の女性Aさんは、最近結婚した友人に使っていたマッチングアプリのことを聞いたので、使ってみようと気軽な気持ちで登録しました。

登録してみると、すぐに「いいね」がついたので、複数の方とメッセージをやり取りすることができ、気分が良かったこともありLINEをすぐに交換してしまいました。

感じのよい一人に絞ってお付き合いしようと、他の人にお断りの連絡をしたら、ある一人が態度を豹変。やばい男になったのです。

Aさんは教えていないのに、自宅の場所や職場まで知られてしまい、あるときは「外を見て」とメッセージが、またあるときは「今日は○○時に帰ってきたのね」と気持ち悪いメッセージがきたのです。

さらに、付きまとわれる感覚があったので、友人や職場の同僚に周囲を確認してもらったら、ほぼ毎日、近くに居ることがわかりました。怖くなったAさんはストーカー被害を受けていることを警察に相談し、ストーカー行為を辞めさせることができました。

まともな女性だと思ったら、しつこい女に変身

30代男性のBさんは、大手のマッチングアプリで見つけた女性と出会い、共通の趣味で盛り上がり、返事もすぐに返してくれるし、内容も普通だし、まともな女性だと思ったので、LINEを交換し会う約束まですることができました。

実際に会ってみると、メッセージでやり取りしていた姿とまるで正反対。本当に本人なのか疑うレベルだったので、交際をお断りしたのです。

それから、毎日のように電話やLINEのメッセージが頻繁に来るようになり、何度も何度もしっかりとお断りしたのに、止まりません。

これは着信拒否をするしかないと思い、着信拒否することで乗り切ることができました。

地獄のようなひどい目にあったのですが、自宅や職場はバレていなかったので、何とかなったのですが、一歩間違えればストーカー被害として警察に相談しなけばなりませんでした。

ストーカーにあわない対処法

ストーカーにあわない対処法

マッチングアプリでストーカー被害にあわないようにするには、次のことに気を付けましょう。

個人情報がわかる写真は載せない

背景に居場所がわかる写真をマッチングアプリのプロフィールに載せてしまい、住んでいる場所が特定されてしまうことがあります。この写真なら大丈夫だと思っても、特定されてしまうケースもあります。

車のナンバー・窓や目などへの映り込み・電信柱などが写真に入らないようにしましょう。

また、有名なスポットで撮影した写真にしておけば、避けられます。

LINE交換はゆっくりと

まずはアプリのチャット機能を使って、信頼できそうだなと思ったら、LINE交換をする流れが普通ですが、安易にLINE交換をしてしまうのは避けましょう。

交換したLINEIDSNSなどに晒す悪質な方もいらっしゃるからです。知らない人からメッセージが届くなどの被害を受けてしまいます。

心配ならスマホを新規契約して、いつも使っているのとは別のLINEを使うようにしてもいいと思います。

住所や職場は後で教える

まだLINE交換をしていないのに、住所や職場を聞いてくる方がいらっしゃいます。要注意人物です。信頼できる人かどうか実際に会ってみて確かめてみてから、教えるようにしましょう。

最寄り駅を教えるのも危ないので、注意してくださいね。

要注意人物の見分け方

要注意人物の見分け方

アプリでの雰囲気と、実際に会ったりオンラインデートしたりするときの姿がまるで違うこともあるので、アプリだけで見極めるのは難しいのですが、次の項目だけは必ずチェックするようにしましょう。

勘違い男と勘違い女を見極める

アプリのチャットやトーク機能を使って、何度かやり取りをしていると、話が通じないことがある、よくわからないことをしつこく聞いてくるケースがあったら、勘違いしやすい人だと考えられます。

必ずしもストーカーになるとは限りませんが、要注意であることは間違いありません。十分に注意しましょう。

プライドが高く冷たい態度

ブランド品を持っている。高学歴。高収入でプライドが高いのなら、見極めやすいのですが、普通な感じなのにプライドが高い方もいらっしゃいます。

これも、アプリのチャットやトーク機能を使って会話をしながら見極めていくか、デート中に他の人に対して冷たい態度をとるかで判断することになります。

なお、プライドが高く冷たい態度をされる方に断りを入れる際は、逆ギレしやすくストーカーになりやすいので言葉を選んで「はっきりと断る」必要があります。

プロフィールや写真が自分目線で相手の話を聞かない

アプリのプロフィールで自分をアピールしようと、極端な写真を載せている方がいらっしゃいます。自己アピールは大切ですが、自己アピールし過ぎて周囲がひいているようであれば、避けた方が良いでしょう。

また、話をしていて「でも」「ダメだね」と否定語が多いのなら、自分目線が強く相手の話を聞かないので、交際を断った方が良いでしょう。

断ったのにしつこいくらい連絡してくることがあるので、何度かしっかりと断ったり、着信拒否したりする必要があるかもしれません。

婚活をするなら、マッチングアプリよりも結婚相談所が安全

マッチングアプリで婚活をするよりも、結婚相談所を使って婚活をした方がストーカー被害にあう可能性は低くなります。

結婚相談所に登録する際は、必ず身元の確認が仲人やカウンセラーによって行われますし、仲人やカウンセラーが間に入って調整役に入るなどのサポートを受けることができるからです。

もし、ストーカー被害を避けたいのなら、マッチングアプリや婚活アプリよりも、実際の姿をリアルで確認している結婚相談所をおすすめします。

日本仲人協会理事長 中西 圭司

“幸せな結婚をしてもらいたい”というこの一点で、「仲人士」は時には厳しいことを言うこともあります。お見合い会員のあなたも、相手に希望を出すばかりでなく、自分は相手に何をしてあげられるかを考えることも大切なことです。日本仲人協会は“そろそろ結婚したい”と願うあなたを全面的に応援します!