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なんとなく結婚して後悔したケースと理由

後悔

友達の結婚ラッシュや年齢を考えて、なんとなく結婚してしまい後悔するケースはどのくらいあるのでしょうか?

なんと半数以上が後悔しているというデータがあります。

人生の大きなイベントでもある結婚を後悔しないためにも、後悔してしまう理由について、みていきましょう。

大好きな人と結婚したのに後悔しかない

学生の頃からお付き合いをしていた大好きな人と結婚したら、「幸せな結婚生活が送れるもの」だと思っていらっしゃる方は多いのですが、後悔してしまうケースが後を絶ちません。

実際にどのくらいのカップルが後悔しているのでしょうか?

結婚したら後悔する女性はどのくらい?

少し古いですが2015年の調査によると、結婚した5割以上の女性が結婚に後悔しているというアンケート結果があります。

過半数以上の女性が結婚に後悔しているというデータですが、理由を伺ってみると納得です。

後悔した理由ランキング

結婚を後悔した理由ランキング

1位:家事や育児に非協力的

お付き合いしていた頃は一緒に家事をしてくれるなど協力的だったのに、結婚したら家事に協力的ではなくなった。

2位:妻の話を真面目に聞かない

真面目に話しているのに、聞いてくれなくて困っている。子供の育児や教育方針について話したいのに聞いてくれない。

3位:稼ぎが少ない(お金の使い方が荒い)

思っていたより稼ぎが少なくて、思い描いていたような生活ができない。浪費家で困っている。

2015年の調査ではランキングに入っていませんが、内閣府男女共同参画局DVの相談件数が増加傾向にありますし、児童虐待も増加しています。

DVや児童虐待で結婚を後悔されている方が増えている可能性があるのです。

DVや虐待で深刻な被害を受けてからでは遅く、多くの場合、簡単には逃げることができません。結婚前に感情的になると手を出してしまうかどうか、確認するようにしましょう。

後悔する原因は?

後悔している理由が出てきましたが、原因はどこにあるのでしょうか?

原因は「結婚前にお互いで話し合って、決めていなかったから」「お互いに客観的な視点が欠けていたから」の2点です。

結婚後の生活や取り決めをしっかりと決めると「こんなはずではなかった」と後悔することがありませんし、客観的にみることで冷静にお相手を見極められるからです。

例えば、家事の分担率を結婚前に決めておき、子供が産まれたなどのイベントがあったら、都度話し合いの場を設けるとすれば、家事や育児に非協力的、妻の話をまじめに聞かないという問題は発生しません。

実際に、しっかりと取り決めをしてから結婚することが多いお見合い結婚の離婚率は恋愛結婚よりも低く抑えられています。

後悔しないためには

「こんなはずじゃなかった」後悔しがちな結婚のパターン

恋愛結婚でも、結婚後の生活について、しっかりとお互いに話しておくことが大切です。

次のような結婚をしてしまうと、後悔しやすいので、気を付けましょう。

焦って結婚

友達の結婚ラッシュに焦って結婚してしまい後悔されている方は多いです。

例えば、部屋の扉の開け閉めを静かにするor勢いよく開け閉めをするなど、お付き合いしているときに気にならなかったことでも、毎日生活をしていると気になってしまうことは、よくあります。

結婚に焦る気持ちもありますが、結婚後に後悔しないためにも、結婚相手の見極めはとても大切です。

流れで結婚

何となく流れで結婚してしまうと、結婚後に「どうして家事をやってくれないのかな。どうして結婚したのだろう?」と思う瞬間があります。

結婚するには勢いが必要ですが、勢いよく結婚してしまう前に、結婚相手として相応しいかどうか慎重に考えましょう。

好きだけで結婚

ドラマや映画、小説などの影響で、恋愛結婚に憧れた方が、恋愛結婚後に後悔してしまうこともあります。

恋愛をしているときは、気分が高揚していて、結婚前に確認しておいた方がいいことを何もかも良い方向に解釈してしまうからです。

親しい友人から「結婚前にちゃんと相手を見極めた?」と指摘されても、「彼、すごく優しいから大丈夫」などと、なかなか難しいところがあります。

幸せな結婚生活を送るためにも、何とか冷静な気持ちになって確認してほしいところです。

ハイスペックを選んで死ぬほど後悔

収入のよいハイスペック男性を選んで結婚したら、仕事が忙しくて全く家に帰ってこない。出張も多いし不倫をしていてもおかしくない。仕事が忙しいから家事は全部私がやることに。ラブラブな結婚生活に憧れていたのに、真逆になってしまった。

「仕事をバリバリして仕事で成果を出すのが最重要」という価値観を持つハイスペック男性と結婚すると、陥りやすい罠です。

もしかしたら、家庭はギクシャクしていてもよい、仕事はバリバリにして、可能な限り多くのお金を家に入れることが大切という価値観をお持ちなのかもしれません。

既婚男性や父親から「結婚したら家にお金をしっかりと入れることが家庭円満のコツだ」と言われて「仕事最優先」という価値観を持つことになったのかもしれません。

会社の倒産など仕事で大きなトラブルに巻き込まれる、病気で今までのように仕事ができなくなったときであれば価値観は変わりますが、普段の生活では変わらないでしょう。

結婚前に家事をどうするのか、家に居られるのはどのくらいの時間かなどチェックしておくことが後悔しないポイントです。

結婚に後悔したらどうする?

結婚後に結婚を後悔したら、結婚を続けるか離婚するかの二択を迫られます。

結婚に後悔しているからとって、すぐに離婚を選んでしまうと、離婚を後悔してしまうことにも繋がってしまいます。

20代なら再婚できる可能性は高いのですが、30代、40代と年齢を重ねると再婚は難しくなってきます。

再度後悔しないためにも、お互いに話し合って、歩み寄れるところは歩み寄る方が現実的かもしれません。

しかし、お金の使い方や家での過ごし方、どこからが不倫なのか、などの価値観は衝撃的な出来事がないと変わりにくいのも事実です。

離婚してお互いが幸せな生活を送れるようになった方もいらっしゃいます。

いずれにせよ将来のことを考えて、慎重に判断するようにしましょう。

結婚相手を見極めるのが大切

結婚して後悔しないためには、結婚前にお相手を見極めるしかありません。

男性と女性は社会的な役割が違うこともあり、女性目線なら当たり前のことでも男性目線では全く違うことは多々あります。

ご自身では当たり前と思っていても、お相手にとっては常識外かもしれませんし、言われたから理解できたということもあります。

また、実家が近くならば、お相手だけではなくご家族の関係性も見極めておくことが大切です。

結婚相手の見極め方について、こちらの記事にまとめましたので、ぜひご確認ください。

 【結婚相手の見極め方】結婚後の生活を左右する大切なポイント

日本仲人協会理事長 中西 圭司

“幸せな結婚をしてもらいたい”というこの一点で、「仲人士」は時には厳しいことを言うこともあります。お見合い会員のあなたも、相手に希望を出すばかりでなく、自分は相手に何をしてあげられるかを考えることも大切なことです。日本仲人協会は“そろそろ結婚したい”と願うあなたを全面的に応援します!